今まで簡単なキャラ弁から難易度の高いものまで
数々のキャラ弁動画をお届けしてきました!
皆様から頂いたたくさんの「いいね」やフォロー、温かいコメントを励みに
これからも楽しい動画を作っていきます!
コメントの中には「どんな道具を使ってるのか?」という声がたくさん寄せられたので
この記事では、MABRE の料理人が「普段使用してる道具」や「作る上で気をつけてること」をできる限り詳しくご紹介して行きたいと思います!
Contents
海苔を切る前の基本
袋から出してすぐ海苔を切りたくなる気持ちはとてもよく分かります。
朝は忙しいですし、私も初心者だった頃はそうやってました。
しかし、そのまま海苔を切ると割れやすくなり、細かいパーツも作りづらくなります。
その場合は袋から出した後、
10分くらい放置する、もしくはお湯の湯気に軽くくぐらせます。
たったこれだけで水分を吸って海苔が少ししんなりするので切りやすくなります。
MABRE の場合は袋から出してしばらく放置するか、蛇口から温かいお湯を出して温かい空気にくぐらせて海苔を少ししっとりさせてます。
型抜き編
スライスチーズやハムなどをくり抜く時に使用する型抜きのご紹介をします。
MABRE で使用する型抜きは様々ありますが、ご家庭で揃えやすい100均のものがほとんどです。
特に種類が豊富で切れ味に文句ないセリアの「デコ弁キット」は出現率高めです。
かなりの種類があるので、もし全て揃える場合は型抜き用のケースを購入して保管すればなくす心配はなくなるでしょう。
ただ100均だけですと形が限られてきますし、
求めてる型がない時はフリーハンドでやってしまいがちです。
そんな時はクッキ用の型抜きやキャラクターの型抜きを上手く応用して使うことがおすすめです。
例えば「アラジンのツムツム弁当」のようにクッキー用の型抜きの端部分でターバンのパーツを作ったり、アンパンマン型の鼻の部分だけを使って「メロンパンナちゃん弁当」の目を作ったり、工夫をすれば使い方が色々出てきます。
楽しく作っていくうちに「星型の尖った部分でユニコーンの角が作れるかもしれない。」という発想が頭に浮かぶかもしれません。
型抜きには様々な使い方があります。
MABRE で人気キャラクターの型抜きを使った面白い使い方を紹介します。
・薄焼き卵に型抜きを使って水玉オムライス(ハローキティ ver)を作ることができます!
・ディズニー好きだったら絶対に作ってみたいと思ってしまうミッキーシェイプゆで卵もできちゃいます!
ハサミ編
キャラ弁の海苔カットにハサミは欠かせない道具です。
小さいパーツを切る機会が多いので、大きなキッチンばさみは不向きですので、
絶対に小さなハサミを使いましょう。
MABRE の料理人は100均を使用してる方が多いですが、
自分の手にフィットするような物を選びましょう。
そしてハサミはまっすぐな物とカーブした物を2つ使い分けることもおすすめします。
ドラえもんのキャラ弁を例にすると、ヒゲや鼻下のような直線系のパーツを切る時は、
まっすぐなハサミを使用し、目や頭のような曲がったパーツを切る時は
先がカーブしたハサミを使いましょう。
パーツをつける時のコツ
ピンセット
キャラクターの顔に目や鼻、口、まつ毛など細かなパーツをつけていく時に素手を使わずに、ピンセットを使うようにしましょう。
素手ですと細かいパーツをつけにくくて時間がかかってしまうだけでなく、不衛生なのでデメリットしかありません。
ピンセットの使い方に慣れればキャラ弁作りがとても早くなりますのでおすすめです!
細かい海苔のカットにピンセットで摘みながらハサミで切ると作りやすくなります。
MABRE の料理人は全員100均を使用しています。
パーツを付けていく時の注意点は2つあります。
スライスチーズのようなパーツを摘む時に力が入ってしまうとパーツの形が変形してしまうので必ずソフトに摘みましょう。
ハムやスライスチーズを摘み続けていくと先端部分がベタつき、うまくパーツを乗せることができなくなるので、キッチンペーパーなどで定期的に拭きましょう。
爪楊枝
ときどきピンセットで摘みづらいくらいとても細かい海苔パーツがあります。
そんな時は爪楊枝で海苔を軽く刺してパーツを付けましょう。
先端に微量の水を付けてパーツをくっつけるように乗せていくやり方もあります。
カッター
カッターは切る以外にも刃の部分を使って
海苔パーツを刺してくっつけるやり方もあります。
海苔の形が崩れないようにソフトタッチで行いましょう。
上記の道具と一緒にマヨネーズを使用
上記3つの道具を使ってお顔にパーツをつける作業をする時に
忘れてはならないのは「マヨネーズ」です。
マヨネーズは接着代わりになるのでお弁当が少々揺れても
落ちることなく見た目を保たせてくれます。
( MABRE の場合…接着用マヨネーズを付け忘れる時があるというのは内緒で…)
海苔パンチ編
忙しい朝にサクッと海苔パーツを作れる、時短に欠かせない代表的な便利アイテムです。
海苔パンチの選ぶ時は顔全体の形でなく、目鼻口それぞれの形で選びましょう。
いろんな種類を持ってると自分の好きな組み合わせで
理想のキャラ弁を作ることも可能です。
一番おすすめしたいメーカーは MABRE の全料理人が使用してる「貝印」製です。
お値段は高めですが、それぞれのパーツのサイズがちょうど良く、
何より100均と比べて切れ味が抜群でとても使いやすいので
購入して後悔はないと思います!
もちろん100均も種類が豊富で安価なので貝印製と使い分けるのもおすすめです。
クッキングシート
フリーハンドで海苔やスライスチーズを切るとどうしても形が歪んでしまいます。
そこで少々手間ではありますが、綺麗なキャラ弁を作りたい場合はクッキングシートで型紙を作ることをおすすめします。
作りたい画像をネットで検索してプリントしたもの、もしくは絵本にクッキングシートを重ねて、油性マジック(もしくはボールペン)で描き写します。
そしてクッキングシートを切り抜いて型紙を作ったら、それを海苔やスライスチーズに当てながらカットすれば綺麗にパーツを作ることができます。
スライスチーズやハムならそのまま貼り付けて切り抜くことができますが、海苔の場合はクリップを使用して切り抜きましょう。
MABRE の動画でも型紙を使ったキャラ弁を紹介しております!
例えば口が特徴的なドナルドダック弁当は型紙無しですと作りづらいですが、型紙があればこんなに綺麗に作ることができます!
そして2色そぼろを使えば
様々なキャラクターのそぼろ弁当も作ることができちゃいます!
デコふり
ご飯に色付けすることによってキャラクターの再現度がグッと上がります。
見た目が良いだけでなく、ご飯の味付けにもなるので
お子さんも飽きずに楽しんで食べてくれるでしょう。
MABREでは鮭フレークでアンパンマン、麺つゆでクレヨンしんちゃん、枝豆でリトルグリーンメンなどを作ってきました。
一方、デコふりはキャラ弁を作る上ではとても便利なので作り手に重宝されてますが、
「味がマズイ!」という声をちらほら聞こえてきてました。
しかし、青いキャラクターを作るために食紅は避けたいし、デコふりを使わざるを得ないシチュエーションが多かったかと思いますが、
最近発売された「チャーハン味」は正直言って本当に美味しかったです!
以前の「たまご味」より美味しさがレベルアップしてたのでとてもびっくりしました。
この味なら罪悪感なく作れますので試しに使ってみるのも良いと思います!
固定用パスタ
プーさんやバイキンマンのような耳がついたキャラクターを作る場合は乾燥パスタが欠かせません。
時と場合によってピンを使うのも良いですが、見栄えが自然なキャラクターを作ることができません。
使用するパスタの種類は、
カッペリーニ(サラダパスタ)のような1.2mm未満の物がおすすめです。
朝に作ればお昼時には水分を吸って柔らかくなって食べやすくなりますし、折って長さを調節することができてとても便利です。
モザイク弁当編
MABRE でよく登場するモザイク弁当は見栄えが良く、好きな具材を入れることができる上、様々なキャラクターを1つのお弁当箱の中に詰めることができる作り方です。
自由度が高い上、海苔カットが細かいので少し難易度高めですが、簡単なスヌーピーモザイク弁当から作れば始めやすいかと思います。
綺麗なモザイク弁当を作るコツは必ず定規を使うことです。
料理する上で定規を使うのは違和感があり、抵抗感があるかもしれませんが、長さが正確であればあるほどとても美しい仕上がりになります。
MABRE の場合は一辺9cmの正方形の中に
一辺3cmの正方形を横3つ、縦3つに並べたパターンで作ってます。
もし二段弁当の場合は横2列のモザイク弁当を作ることが可能です。
慣れてきたら自分の好きなようにアレンジができて楽しく作れると思います!
仕上げに目のハイライトを入れる
キャラクターがより生き生きとした雰囲気を引き出すために MABRE のキャラ弁は
仕上げに少量のマヨネーズを爪楊枝の先につけて黒目部分にそっと付けてます。
一番簡単なやり方でありますが、
唯一のデメリットは時間が経つと消えてしまうので、お昼頃にはハイライトがなくなってる(もしくは薄くなってる)可能性があります。
時間が経ってもハイライトが消えないようにするためには
スライスチーズを使うと良いでしょう。
小さな正円型を使ってスライスチーズを1個くり抜いた後に、
カッターを使って横半分に切って目につければマヨネーズよりも存在感の強いハイライトを入れることができます。
「手抜き」作戦で新しい発見を楽しむ
「再現が難しい」
「海苔のパーツが多くて大変」
「ワンパターンになってきた」
完璧を求めてしまうと壁にぶち当たる時もあります。
それによってキャラ弁作りが億劫になったり、悩む時もあります。
そういう時は作りたいキャラクターの特徴的なパーツだけを作って、
他は手抜きをする方法がおすすめです。
そうすることによって、いつもと違ったキャラ弁を作ることができ、
新しい発見に出会うことができます。
ミッキー・ミニー
「特徴的な柄と手とリボンだけを作ってスパムにぎりにつける。」
マイメロ
「頭と耳はあえて作らない。」
アンパンマン
「パーツさえあれば頭は三角でもOK。」
ポムポムプリン
「立体的じゃなくてもOK。」
こういう実験をするとたまに失敗することもありますが、
キャラ弁作りを楽しく長く続けることができ、お子さんも喜んでくれるはずです。
最後に
いかがでしたでしょうか?
この記事が皆様の役に立てれば幸いです。
MABRE の作り方を紹介してきましたが、もし分からないことや聞きたいことがあればInstagram、Twitter、Youtube、Facebookに気軽にコメントしていただければなる早で回答しますのでお待ちしております!