キャラ弁作りで参考にしているものといえば、ネットで検索したりインスタグラムやツイッターやYouTubeに上がってるレシピ動画を見たりと色々あると思いますが、今回はキャラ弁をもっと楽しんで作れるようになる最強にオススメの本5冊をじっくり紹介します。
レシピ以外にも大切なことに気付かせてくれるエッセイなども紹介するので是非参考に読んでみて下さい。
Contents
ザ・ギース尾関の「娘の絵を完コピ! 」 おえかきキャラ弁
最初にご紹介するのは、まずキャラ弁作りの原点に気付かせてくれるという意味で一番オススメのこちらコントユニット「THE GEESE(ザ・ギース)」の尾関高文さんが当時4歳で現在5歳になった娘さんの描くおえかきをそっくりそのままお弁当にしたことでSNSで話題になったお弁当の傑作集と書き下ろしエッセイ。
海外メディアにも取り上げられたのですが、娘さんが一生懸命書いた絵をそっくりそのまま再現していて本当に愛情をたっぷり感じられる一冊なんです。
この再現力すごくないですか?
ママの似顔絵を娘さんが描き、それをパパがお弁当にする…本当に素敵なご家族なのがお弁当や娘さんの絵から伝わってきます。
レシピというより、キャラ弁を作るのはうまい下手とかではなく、子供を喜ばせたいという親心が何よりも大切なんだという一番大事なことを気付かせてるこのキャラ弁本。是非一度ご覧いただきたいです。
愛と憎しみを込めた旦那への猟奇的弁当 フタを開けたらつい笑っちゃう!企業弁当&おかず150
こちらキャラ弁やデコ弁作りが好きな人なら知らない人はいないんじゃないかというぐらい有名なまこつさんこと木下祐子さんが著者のデコ弁本。
実際に作れるテクニックも公開されているので普段のお弁当にも使える裏技やかわいいおかずがいっぱい。
本当にすごすぎて神業としかいいようがない色使いや工夫で見てるだけで楽しいのでお子さんと読まれるのもいいかもしれません。
インスタグラムのフォロワーは現在12万人、今も定期的にお弁当を作って更新されています。ご主人とのエピソードも満載なので、読み応えのある一冊となっています。
ちなみに津まこつさんも海外メディアでも紹介されています。
今日も嫌がらせ弁当
2015年1月末に書籍化された「今日も嫌がらせ弁当」、高校に入って反抗期を迎えた娘にお母さんは3年間毎日キャラ弁を持たせることになった実話。
言葉ではなくお弁当を通じて娘へメッセージを送り続けたお弁当をお母さんが毎日ブログに綴っており、多い時で月間350万アクセスもあったというから驚きですが、それもそのはず。キャラ弁の画像とともにお弁当に込めた思いや娘の反応などを母目線から軽妙に書かれていたからです。
そして今年2019年6月28日に映画として篠原涼子さんがお母さん役になり公開され大反響となっています。
3年間お弁当を作り続けたお母さんが最後の日に作ったお弁当はいつも以上に素敵で著書には娘さんの感想も書かれており、涙なしには読めない一冊となっているので、お子さんをお持ちのお父さんお母さんには是非読んでいただきたいです。
公開されて間もないですが、早くも好評な映画も早く観に行きたいですね。
461個の弁当は、親父と息子の男の約束。
TOKYO No.1 SOUL SETとして活動するミュージシャン・渡辺俊美さん原作のお弁当エッセイですが、実はコミック化やドラマで実写化されているぐらい人気のエッセイ。
息子のために3年間、二日酔いの日も体調が悪くても高校3年間欠かさずお弁当を作り続けた父親の愛に号泣すること間違いなしのエッセイであり、コミックでありドラマでもあります。
コミックは俊英・荒井ママレさんがコミカライズした作品ですごく飯テロだと話題になりました。
全国を飛び回りながらミュージシャンをされているお父さんが3年間欠かさずお弁当を作り続けるなんて簡単なことではないのに、クオリティがすごく高いんです。お弁当作りの参考にもなりますのでオススメ。
50代のロッカーが毎朝せっせとお弁当作ってるってかっこ悪いことかもしれないけれど
パリで息子の十斗くんと二人暮らしをされている作家の辻仁成さんは、毎朝息子のために朝ごはんやお弁当を作り続けていらして、その写真や記録をSNSで発信されてきましたがその二人の絆となっているこの一冊。
ツイッターでいつもつぶやかれている言葉一つ一つも美しく、息子さんへの愛に溢れているので私も大ファンなのですがとにかくお弁当、めちゃくちゃ美味しそうなんです。それでいて写真の腕も素晴らしい。
この本の中にも「お弁当が完成するたび毎朝最初の小さな達成感があって、息子が登校したあと空のお弁当箱を見つけては二度目の達成感を覚える。」と綴られていますが、お弁当や朝ごはんなど食で父親からの愛情を毎日感じている息子さんを羨ましくも思います。
文学以外の分野でもミュージシャン、映画監督、演出家など幅広く活動している辻さんですが是非この本を読んでまた違った辻さんの一面を知ってもらえたら嬉しいです。
まとめ
以上がオススメの5冊でしたがいかがでしたか?読んでみたいなと思う1冊があれば嬉しいです。